カテゴリ:特別支援教育の理解に役立つ情報
ブログの再開と書籍購入
ブログ更新をぼちぼち再開したいと思います。
また、できればゼミ生にも参加してほしいなあと思います。
先日来、書籍を購入してもらいました。
こちらもゼミで使えそうな本だけでなく、ゼミのみんなに希望を聞いて、できるだけ買えるようにしています。
専門書だけでなく、コミックや絵本もありますし、最近テレビでドラマ化されている原作本もあったります。
こども教育学科のブログ更新しました!
国立特別支援教育総合研究所Webによる研究所公開
みなさんこんにちは
暫くぶりの更新です。
お初のネタが見られたので更新します。
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所が今回初めて研究所公開をWebでされます。
以下に情報があります。興味のある方は自由に見てみると良いですね。
障害種別の特別支援教育や研究って?どんなことしているの?とか・・・
令和2年度研究所公開のイベント情報
日にち 令和2年12月24日(木)午前9時~令和3年1月11日(月)
実施方法 動画のオンライン配信
費用 無料
申込 不要
ある日本人の動画の紹介
昨年3月、アメリカ合衆国のカリフォルニア州立大学ノースリッジ校主催の障害者とテクノロジー会議に参加した。通称CSUNと言われる世界最大級の会議だ。
そこで、いろんな人に出会った。特別支援教育に関わらず、障害のある人の生活や学びにテクノロジーを活用する様々な研究発表がされていた。
その会議では、日本人だけでなく、様々な人と出会ったが、IBMで研究者として働く日本人と出会った。その時、名刺交換した。
先ほど、ひょんなことから、IBMのYouTubeに掲載されている動画を発見した。彼女の日常が紹介されていて、当たり前の生活以上の海外の企業で研究者として活躍されている日常が描かれていた。
よくわかる。実にいい。失礼だけれど・・・皆さんに見てほしいので書いた。
令和元年が暮れます
令和元年12月29日の今朝、珍しく朝日新聞を読んだ。
一面の天声人語が、ユニバーサルフォントの話題だった。
小春良読体と言う読みやすいフォントに関する論述だった。
これは、東京女子大の小田先生の開発で市販されている。
共同印刷と東京女子大開発の「小春良読体」イワタから発売 ユニバーサルデザインで読みやすく | プリント&プロモーション
この紹介記事を見てみると、確かに見やすい。
障害のあるとかないとかではなく、誰もが読みやすいそんなことが当たり前になってほしい。加齢で誰もが感じる読み辛さが、楽になるって素晴らしいと思う。
また、来年も色んな気付き、学びをしたい。皆さんよろしくお願いします。
病気のこどもの未来の教育を探る!最新の5Gを体験!!
京都ノートルダム女子大学特別支援教育ゼミでは、その名前の通り、特別支援教育に関する研究、特に実践に活かせる研究や学修を行なっています。
そこで今回は、関西学院大学丹羽先生のNTTドコモさんでの実証実験に当ゼミも参加させていただきました。模擬授業を京都ノートルダム女子大学2回、関西学院大学2回の計4回行い、環境を変化させた授業の効果はどうだろうというものです。
現在我が国では、病気などにより自宅や病院から通学できない高等学校の生徒を対象に、遠隔地からの授業参加が認められています。
このサイトに掲載されている情報を見てわかる様に、この通知までは、病気で入院したり、長期欠席している高校生は、休むしかなかったのです。でも、ICTで学習できる様になり、一定数単位取得も可能になりました。
さて、これまでは、SkypeやFaceTi me、Zoomなどのパソコンやスマートフォンなどのテレビ電話機能で遠隔地からの授業参加を行なってきました。
でもこの写真にある様に、ビデオカメラが固定されていたり、自由に動かせても自分で操作が難しかったりします。カメラの位置によっては、見たいところが見えないこともしばしばです。
実際に、この画面だと、板書がほとんど見えませんね。授業中だと、カメラの操作をお願いするにもお願いできないこともあると思います。
現在の回線速度と通信容量だと、これでも限界なんですね。
そこで、数年後に実用化される5G回線への期待が高まるわけです。
5G回線だと、もっと自由に、同じ教室にいるかの様な授業参加が可能になると思います。
5G回線を使い、360度自由に見られるカメラを教室の中央に設置することで、遠隔地の授業参加者や参観者は、タブレットを操作し、自由にいろいろな場所を見ることが可能です。板書を大きく見たり、先生の顔を大きく見たり、友達のノートなどを見たりすることも可能です。
こうした最新の技術を使うと、病気の子供の授業も変わるだろうし、先生の研修なども変わる可能性を感じます。
個人的には、テレビ会議ができるだけで感動していたけれど、そこにホワイトボードやプレゼンテーション画面が共有できる様になり、もはやこれで完成かと思っていました。
しかし、今回の5Gでの授業配信を見ると、まだまだ未来はやってくると感じました。こうしたSociety5.0時代の最新技術こそ、特別支援教育で使わない手はないと思いました。これはこれまでも、そしてこれからも大事なことだと思っています。そんな国内でもまだ体験できない学びをしました。
実証実験に参加した皆さん
お疲れ様でした。いい体験でしたね。
リンク集を見直しました!
みなさん
3連休いかがお過ごしですか?大型の台風が来ていますので、被害がないといいですね。
さて、このサイトの特別支援教育関係のリンク集を修正しました。
サイトが移動していたり、閉鎖されていたりすると、見ることができませんので、一つひとつ確認しました。
このリンク集は、特別支援教育コーディネーターの先生からの情報で、特別支援学校の先生方だけでなく、保育園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校の特別支援教育に関わる先生方に役立つように作りました。
以下のような分類で分けていますが、サイト数が増えて163サイト登録していますので、検索窓でキーワードを入れるといいかもしれません。(なぜかスマホだと文字がダブって入力されるので、PCで検索してください。)
- 発達障害などの理解
- 特別支援学級の学級経営
- 個別の教育支援計画・個別の指導計画など
- 生活単元学習って何?
- 自立活動は何をしたらいいの?
- ユニバーサルデザイン授業~通常学級の学級経営や授業作り
- 学習指導案など
- 授業や宿題で活用できる無料学習教材
- 合理的配慮として何をすればいいのかわからない
- 外部機関に相談したいけど・・・
- 特別支援教育とは?行政機関から
- 特別支援教育とは?教育センターから
- 特別支援学校のセンター的機能って?
- 支援技術やコミュニケーション
- 支援技術などを使った授業づくり
- キャリア発達、社会参加と自立
- 学校から
- 大学や研究機関から
- 民間研究団体等から
- リンク集
- 多様な教育的ニーズ
- イベントや研究会・学会
近々多様な教育的ニーズを分けてメニューを作る予定です。
教育実習中の皆さんは、検索している時間はないかもしれませんが、実習中にも参照できるサイトがありますね。
特別支援学校の教育実習が始まるころには、ここもサポートサイトになるといいかもしれません。
- 学習指導案など
実地教育用学習指導案集|京都教育大学 教務情報
京都教育大学の実地教育用学習指導案をPDF型式で掲載されている。
隠れインフルエンザって?知っていますか?
私は、以前、病気のある子供達の学校に勤めていた。その頃、同僚の医師からのレクチャーで、日々の仕事で、感染症全般に心を配るのは、職業人として大事だと知った。
そして、今改めて思う。
人と接する機会がある人は、手洗いうがいマスクなどの予防は必要最低限のマナーだと(^_^)
それを習慣化することも、職業準備のために、必要なんだろうと・・・
新聞で隠れインフルエンザという言葉を今回知った。
インフルエンザにかかったことがないという人は特に気をつけよう(^_^)
こどもと関わる仕事に就こうと思っている人は、特に考えてほしいなあと思う。
こんな記事を京都新聞で見た。ぜひぜひ見て考えてほしい。
特別支援教育に関するサイト情報を更新
みなさん
あけましておめでとうございます。と言っても、もう9日ですね。
学生の皆さんは、後期の授業終了が間近で、レポートや後期試験で忙しいことと思います。
今はひと踏ん張りするときです。風邪なども流行っていますので、頑張ってください。
さて、このサイトでは、特別支援教育に関するサイトの情報を掲載しています。(青字のリンクでも、メニューからでも見ることができます。)
先日、定期的に情報交換をしている地域の特別支援学校の先生と一緒に相談して調べ、考えたリンク集に更新しました。
出来るだけ、学生の皆さんや地域の保育園や幼稚園、認定こども園、小・中・高校を始め、特別支援学校の先生にも役立つ公開されている情報を網羅したつもりです。
ぜひぜひ、見てください。もっといいサイトなどがあれば、教えてくださいね。
よろしくお願いいたします。
「夢見た自分を取り戻す」を一気読み!
本学こども教育学科小学校・特別支援学校コースでは、特別支援教育に関する専門科目を学んでいます。
今日の知的障害者教育論1では、交流及び共同学習とインクルーシブ教育システムについて扱いました。
合理的配慮や多様な学びの場などを話したところです。
授業の後、井上智さん著の「夢見た自分を取り戻す」を一気読みしました。
予告編「夢見た自分を取り戻す」があります。見てください。
2つキーワードが心に残った。というか、刺さった。
「必要なものを取り上げたりしない」
「2人目の井上さんをつくらない」
という言葉だ。
一つ目は、大学側の言葉。これは、大学が合理的配慮の趣旨を理解し、井上さんに大学で学ぶべきことを学んでくださいね。必要な配慮はしますよ。という姿勢が表れている。これは、教育サービスを提供するものとして、必要だと思う。
2つ目は、井上さんの特別な人である竹田先生の言葉だ。
ディスレクシアなどの障害に対する教員の不理解によりこのような想いをさせてはならないという言葉だ。
これも関係者として、肝に銘じたい。
研究室にあるので、ぜひ手にとって読んでほしい。
その中にも紹介されているが、井上さんのYouTubeチャンネルi寅に、学長賞を受賞された卒業制作がある。ぜひ、見てほしい。