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「夢見た自分を取り戻す」を一気読み!

本学こども教育学科小学校・特別支援学校コースでは、特別支援教育に関する専門科目を学んでいます。

今日の知的障害者教育論1では、交流及び共同学習とインクルーシブ教育システムについて扱いました。

合理的配慮や多様な学びの場などを話したところです。

 

授業の後、井上智さん著の「夢見た自分を取り戻す」を一気読みしました。

予告編「夢見た自分を取り戻す」があります。見てください。

 

2つキーワードが心に残った。というか、刺さった。

「必要なものを取り上げたりしない」

「2人目の井上さんをつくらない」

という言葉だ。

 

一つ目は、大学側の言葉。これは、大学が合理的配慮の趣旨を理解し、井上さんに大学で学ぶべきことを学んでくださいね。必要な配慮はしますよ。という姿勢が表れている。これは、教育サービスを提供するものとして、必要だと思う。

 

2つ目は、井上さんの特別な人である竹田先生の言葉だ。

ディスレクシアなどの障害に対する教員の不理解によりこのような想いをさせてはならないという言葉だ。

これも関係者として、肝に銘じたい。

 

研究室にあるので、ぜひ手にとって読んでほしい。

その中にも紹介されているが、井上さんのYouTubeチャンネルi寅に、学長賞を受賞された卒業制作がある。ぜひ、見てほしい。