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2019年2月の記事一覧

Normalization Seminar 2019―精神障がいのある方と家族のために

今日、ノートルダム女子大学では、

Normalization Seminar 2019―精神障がいのある方と家族のために

という公開講座が開かれています。

 

Normalization という言葉が生まれたデンマークの先生方から、直接講義を聞ける貴重な機会です。

インクルーシブ教育システムでは日本より一歩進んでるこの国ですが、障害者などの社会的弱者への基本的な支援の考え方や制度の枠組みを学べました。いい制度がある一方で、社会問題等もあり、障害等のある人の数も多そうです。

今、質疑応答ですが、そもそもの質問やいろんな意見が出て、勉強になります!

教育に関する質疑も出て盛り沢山です。教育制度や国民性、歴史が違うので、単純比較は難しいですが、良いところを学びたいです。一例として口頭試問を含む高校卒の統一試験があるそうです。合格しないと、高卒にならないとか。

 

それと、こども教育学科の学生さんも、ボランティアとして活躍していて、頼もしく思いました。

お疲れ様!

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立春を過ぎて

Notredameの近くに、琵琶湖疏水の分線というか、支線が流れています。

明治の人は単純に土木工事だけをするのではなく、四季折々の草木が楽しめるようになっています。きっと今ならコンクリートの土手でガードレールかも・・・

春は桜、そして新緑、秋は紅葉です。癒される憩いの空間になっています。

 

今は、通勤で通る疏水のラッパ水仙が、とてもきれいに咲いています。

以前在職していた久里浜の研究所前の野比海岸のラッパ水仙は、水仙の会の有志の方の手入れで、正月ごろからきれいなのです。京都は時期的に少し遅れていますが、とてもきれいです。春がどんどん近づいているのを感じます。

疏水のラッパ水仙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北大路橋から見た景色も春を感じます。

桜のつぼみが膨らんでいるように思います。

北大路橋から北を望む

 

 

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特別支援学校の研究発表会

 特別支援教育は,全ての学校種,つまり,幼稚園や認定こども園,小学校,中学校,高等学校,特別支援学校で,一人一人のこどもの障害や特性による生活や学習の困難を改善・克服し,将来の社会的・職業的な自立に向けて行われています。

 この時期は,1年間の教育実践のまとめの時期で,色々と地域の学校などで,教育実践の研究をまとめた研究発表大会が開催されています。

 どこの学校も,1年以上取り組んできたテーマに沿った教育実践研究を発表されているので,とても力が入っています。見応えのある研究発表ばかりです。

 

そんな中

京都市立総合支援学校4校合同研究発表会が開催されました。

2日間に渡り,4校で取り組まれてきた実践研究が発表されました。

京都市立東総合支援学校の発表 

京都市立北総合支援学校の発表

東総合支援学校には私が,

北総合支援学校には学生が参加しました。

感想を聞くと,大学では学べない,ほんまもんの実際的な学びができたようです。

 

 京都市の特別支援学校の研究発表会は全国からの参加者があります。NDで特別支援教育を学びたい学生は,地下鉄や市バスなどを使って授業や試験の後に気軽に参加できます。これは大学の地の利がいいからで,本人がその気になればいつでも主体的・対話的で,深い学びが可能になります。これからもできるだけ,ほんまもんの学びができるように情報提供していきます。

 

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