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カテゴリ:学校や授業のこと

特別支援学校の先生を招いての特別講義

先日、知的障害者教育論Ⅱという特別支援教育の教職課程の専門科目の講義で、特別支援学校の先生に来学いただき、特別講義をお願いしました。

これまで、基礎的・基本的な知識・技能を学び、その総合演習としての模擬授業を行なっているところです。コロナ禍の中、大学の講義等だけで学ぶ限界も感じているところで、障害のあるこども一人ひとりに応じた教材作成を学ぶために、個別の指導計画などとの関連や教材作成の際に大切にしたいことを、講義や実際に教材作成の演習を通して学びました。日頃の講義だけでは学べないいい時間になったと思います。

 

講義をいただいた先生のコメントです。

大学デビュー
大学のセンセに呼んでもらって、1時間授業した。 
対象は、特別支援学校教員を目指す学生16人。
難しい話は出来ないので、「ものづくり」と、その関連の話。
次女に助手として参加してもらい、助けてもらった。
あっという間の90分で、とても楽しかった。
オトナを相手にするのは、それはそれで気持ちいい。
感想文は、長文でどれも高評価。
とても貴重な体験をさせてもらった。
新たなステージに上がった気分。
まだまだ現場でがんばろと思えた。
ありがとうございました。
感謝です。

教材など

授業の様子

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卒業論文発表会

今年度、こども教育学科の第1期生が卒業する。

特別支援教育研究室に所属の学生3名は、コロナ禍の中、卒業論文をまとめてきた。

2021年1月20日、その口頭試問を兼ねた卒業論文発表会が開かれた。

発表の様子

発表の様子

発表の様子

次年度卒業論文作成予定の学生も参加し、特別支援教育の専門の教員も参加して行われた。

1年以上取り組んできた自分の卒業研究だが、自分と指導教員、それにゼミの友達だけの意見交換で、こうした多様な意見交換が期待できる対話の機会は非常に貴重だと感じた。卒業論文作成が大学の目的ではないと思うし、それをきっかけにいろんなことを学んで欲しいと願う。そんなきっかけになったのではないかと期待している。

卒業予定学生のこれからに期待したい。

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対面型の授業

京都ノートルダム女子大学では、国や京都府の方針を受けて、大学でガイドラインを定め、それに沿った対面型授業を必要なものを始めています。

大学のWebにも、今後の対面授業の方針や対応マニュアルも紹介されています。

https://www.notredame.ac.jp/news/news/2358/

https://www.notredame.ac.jp/pdf/cms/0622_taisaku.pdf

京都ノートルダム女子大学コロナウィルス感染拡大予防マニュアル」

https://www.notredame.ac.jp/news/news/2433/

これらの方針、マニュアルに沿った形で授業を行っています。

 

そこで、一つの授業を紹介します。肢体不自由者教育論2という特別支援学校教諭免許状を取得希望する学生が履修する科目があります。その中の1コマで医療的ケアが必要なこどもの指導・支援について学びます。具体的には、医療的ケアが必要な肢体不自由のあるこどもの教育を行う際の保護者との連携をもとにした、学校や教員、医療や保健、福祉などとの連携やその際に必要な個別の教育支援計画等の活用について具体的に学びます。

昨日の対面授業では、ゲストに特別支援学校の保護者をお迎えし、講義をしていただきました。

実際に聴く保護者の講義は、単なる大学での座学の学びを超えている感想コメントが見られました。

特に今回特筆したいのは、お母さんと打ち合わせをメールでしている際に、本人が来られたらなあという話になり、お母さんによる本人への意思確認の結果、京都ノートルダム女子大学での授業に「参加したい」と言う意思表示が見られ、一緒に学ぶことができました。

お母さんにとっても、本人にとっても、そして何より学生にとっても貴重な学びの時間になっていればいいなあと思います。

これからも、特別支援教育の現場を知る学びを考えていきたいと思います。

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大学のコロナ対策

本学でもぼちぼち対面型の授業が始まろうとしています。

 

今日は、そうした中で営業を再開した食堂の風景です。

順々に列に並ぶ位置も示されています。

テーブルはこのように3密を防ぐ対策がされています。

今日は久しぶりにいつも食事を一緒にしている職員さんと取りました。

でも、壁越しで・・・何とも言えないですが、乗り越えねば!!

食堂のパーティション

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リンク集にここ最近の在宅学習のリンクを紹介

京都府に発令されていた緊急事態宣言も解除され、小中特別支援学校などの休校も終わろうとしています。

でも、まだまだ2次3次感染の危険がありますので、油断できません。

3つの密を避け、不要不急の外出を控え、出来るだけStayHomeしたいものです。

あと、30秒以上の石鹸での手洗いも大事です。この時間の間石鹸で指の間や爪など洗うことが続けられない人には、ハッピーバースデーを2回歌うと良いのだとか・・・

 

この期間にリンク集を充実させてきましたが、随分関連情報だけでも増えました。そして、そのサイト名の右の数字で示されたアクセス数もすごいです。みなさん情報を求めているんですね。

 

特別支援教育の実践に役立つ情報満載のサイトなど

臨時休業期間の学習や授業、宿題に役立つ学習教材や情報
特別支援教育のための教材 202
楽しく体験!ソーシャルスキル 71
ちびむすドリル【小学生】 29
幼児・小学生の無料プリント | ぷりんときっず 37
幼児・小学生・中学生の無料学習プリントサイト|学習プリント.com 64
小学生のための無料ドリル出来杉君(国語・社会・英語・算数ドリルのプリント 問題集) 28
算願(さんがん) | 算数計算PDF問題ドリルの無料ダウンロード 23
ジャッカ[JAKKA] | 無料PDF漢字ドリル 30
学習支援サイト向日葵 | 小学生無料プリント 算数問題 国語問題 ドリル 18
SAGAでるプリント 39
[Teach U]特別支援教育のためのプレゼン教材サイト できるだけ,シンプルに。 13
ダッシュニンの特別支援教材室 | #特別支援教育が特別じゃなくなる日を 9
臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト):文部科学省 11
小学校における学習支援コンテンツ (令和2年4月15日時点):文部科学省 5
臨時休業中の学習支援のページ  大阪府教育センター 8
ICT等を活用した自宅学習支援(高校生年代対象)/とりネット/鳥取県公式サイト 4
学びの支援サイト|東京都教育委員会ホームページ 4
新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業期間における学習支援について/千葉県 5
子どもたちの学びを支援します!(デジタル教材等のリンク集) - 大分県ホームページ 3
今こそできる!こんなこと ―都立図書館 学習・読書応援ポータル|東京都立図書館 1
臨時休業期間における家庭学習について 5
新型コロナウイルス感染症による外出制限下での視覚障害のある子供達の学びを支えるための情報源 1
東京大学でオンライン授業を3週間受講して <課題・対策・リクエスト>|岩澤直美|note 2
オンライン授業plus 離れていてもできること|明治大学国際日本学部・岸ゼミナール - YouTube 1
臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子どもの『学びの場』」はこちら。 | 滋賀県総合教育センター 1
臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子どもの『学びの場』」はこちら。
知的障害特別支援学校の「オンライン授業」や「動画配信」を考える|TM-Lab.|note 2
いっしょに学ぼう特別支援学校 1

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先日、特別支援教育研究室に図書が入りました!!

みなさん

どうも!元気でやってますか?

 

先日、発注していた特別支援教育研究室置きの特別支援教育関連図書が入荷しました。

マンガから、専門書までいろいろと考えて購入しましたので、障害のある子どもの理解や模擬授業、卒業論文に役立ててください。

これからも資料が必要なら、要望を聞きますよ!!>まってます!!

新しい参考書

新入荷の参考図書
 

 

 

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PTA主催の支援機器展

 今日は滋賀県立野洲養護学校のPTA主催の支援機器展がありました。ご縁があり、「知的障害のあるこどもの主体的、対話的で深い学びのための支援機器の活用」というテーマで、ミニ講演と支援機器体験を行いました。
 オープンキャンパスで展示している教材を知的障害のあるこどもを対象に選りすぐり、支援機器を使わないといけない背景を解説し、実際に体験してもらいました。保護者や地域の小中学校の先生たち、こども下校後は担任の先生たちが熱心に参加されました。

会場
 今回で2回目になるこの取り組みは、今年バージョンアップし、午前中は講演会があり、その後体育館で色々な展示を見て回るというスタイルです。
 展示も全国から幅広い領域からの展示があり、私自身も興味深いものでした。お隣の展示は、福井県からの展示で、Lee製作室さんでした。座位保持椅子やクッションなどがかなり工夫されているように思えました。
福祉用具の製造・販売 - Lee製作室
 お向かいさんは、ラーゴム・ジャパンさんで、不眠や多動の対策としてチェーンブランケットの紹介をされていました。身体感覚の不安に寄り添うかけ布団なんだそうです。
ラーゴム・ジャパン | Next happiness by lagom ideas


 さて、私のミニ講演と展示の最終的な人数は数えていませんが、5〜6セットくらい説明と支援機器体験を行いました。皆さんとても興味を持っていただき、ありがたく思いました。

ミニ講義風景
  本学のこども教育学科にとっては、取り組みを知ってもらえるいい機会です。特別支援学校にとっては、保護者に最新の情報を学んでもらう機会になりますし、先生たちにとっても、さらに地域の小中学校の先生たちにとってもいい学びの機会だと思います。この様な誰にとってもよい、「三方よし」の取り組みは、県内に広がるといいなぁと思います。1日お世話になりました。ありがとうございました。これからも応援させていただきます。

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本日、中学生へのミニ講義

今日は、中学生へのミニ講義を行った。男子3名、女子3名だ。真面目そうな中3生だった。

保育や授業のユニバーサルデザイン(UD)について考える授業を行った。

バリアフリーやUDについて学び、自分の生活の中でのUDを考えた上で、学校での事例、実際の教材や教具を体験してもらった。ここで紹介したものも実際に体験してもらった。

実に真面目な6人で、分かることは積極的に応え、わからないことはわからないといい、実に好感のもてる6名だった。

ミニ講義の後、大学のガイダンス、キャンパスツアー、学食でのランチで、先ほど帰られた。

学食ランチとその後退出されるタイミングで顔を合わせた。

笑顔を見せてくれていたので、きっといい印象、いい学びができたんだろう。そう思いたい。

 

そんなところで、今日の学食のタコライス

なかなか美味しい一品だった。これを学食で食べたのは初めて!!ごちそうさまでした!

学食のタコライス

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教職員研修に参加しました!

暑い毎日が続きますね。学生の皆さんは試験期間ですが、特別支援学校の多くは夏季休業に入りました。

でも、学校の先生方は夏休みではありません。その間、研究と修養に努められます。略して、研修と言われています。

 

昨日、文部科学省の委託により愛媛大学が実施されている、特別支援教育に関する教職員等の資質向上事業の研修のお手伝いに出張してきました。

その様子が、開催校のWebにアップされました。そこで、相互にリンクしましょう!ということで、こちらからもリンクを張らせていただきます。前期の知的障害者教育論Ⅱでも、コミュニケーション支援ツールの活用を演習しましたね。昨日は、コミュニケーション支援ツールの活用について、特別支援学校や小・中学校の先生方が約70名ほど参加され、子供に学びに合わせた指導・支援の一環として、キャリア発達支援の視点から活用することなどを話してきました。

愛媛県立みなら特別支援学校 公式サイト

教職員夏季研修(令和元年7月30日)の紹介へ

 

作業学習の作品をお土産にいただきました。ありがとうございました。

作業学習で作られたコーヒーカップ

 

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以前の勤務校の特別参観日で卒業生と再会

昨日、以前勤務していた勤務先の特別参観日に、ゼミの学生たちと参観させていただきました。

 

その学校は、同窓会組織がしっかりと活動されていて、ほぼ月に一回週末に、同校の卒業生の同窓会員が参加できる機会を作っておられます。地域で家庭で1人になりがちな人も、遠慮なく参加できる余暇の場として、楽しみにしている卒業生会員が多いです(^_^)

その中の一つとして、永年勤続表彰があります。以前、勤務していた時、進路指導担当として、卒業生の近況と勤務先の情報収集、さらにはお世話になっているお礼とご挨拶に伺っていました。

 

今年は、担任して送り出した人たちが卒業して20年経ったとの事で、お祝いの言葉を述べました。

8名のクラスで、同窓会に参加している3名が表彰されました。

どの方も20年経ち、大人になって、しかも自分の気持ちが自分の言葉で表現されていた様にみえました。

人はずっと成長するんやなぁと感動したひとときでした。

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