太田研究室ブログ
本日、中学生へのミニ講義
今日は、中学生へのミニ講義を行った。男子3名、女子3名だ。真面目そうな中3生だった。
保育や授業のユニバーサルデザイン(UD)について考える授業を行った。
バリアフリーやUDについて学び、自分の生活の中でのUDを考えた上で、学校での事例、実際の教材や教具を体験してもらった。ここで紹介したものも実際に体験してもらった。
実に真面目な6人で、分かることは積極的に応え、わからないことはわからないといい、実に好感のもてる6名だった。
ミニ講義の後、大学のガイダンス、キャンパスツアー、学食でのランチで、先ほど帰られた。
学食ランチとその後退出されるタイミングで顔を合わせた。
笑顔を見せてくれていたので、きっといい印象、いい学びができたんだろう。そう思いたい。
そんなところで、今日の学食のタコライス
なかなか美味しい一品だった。これを学食で食べたのは初めて!!ごちそうさまでした!
日本教育情報学会にて本研究を発表!
昨日、今日の2日間。岡山理科大学を会場に、日本教育情報学会第35回年会が開催されています。
京都ノートルダム女子大学特別支援教育研究室で取り組んでいるこの研究について、日本福祉大学金森先生と共同で、経過を発表しました。もちろん、共同研究をしてくださっている先生方も会場に駆けつけてくださっています。
テーマ: 合理的配慮とアシスティブ・テクノロジー(特別支援教育AT研究会)
【コーディネータ】太田 容次(ノートルダム女子大学),中島 康明(大阪人間科学大学)
【要旨】 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(平成 25 年法律第 65 号)の実施を受け, 教育分野も大きな改革が行われてきました.都道府県教委レベルでも具体的な「基礎的環境整備と 個別の合理的配慮」の内容が通知され,新しい学習指導要領への移行とともに, インクルーシブな教育環境・指導の発展がはかられてきています.この「基礎的環境整備と 個別の合理的配慮」には障害に応じた ICT 機器等の活用(アシスティブ・テクノロジー)が 重要で,その活用のさらなる発展・普及が期待されています.また,著作権法の改正により, デジタル教科書に関する法律も整備され,特に障害のある子どもへの利用についても, 合理的配慮として重要な検討課題となります.特別支援教育 AT 研究会では課題研究のテーマとして 「合理的配慮とアシスティブ・テクノロジー」を設定し,最新の技術と利用について議論します.
特別支援教育に関わる教員の専門性向上に関する研究 太田容次(京都ノートルダム女子大学)、金森克浩(日本福祉大学)
重度身体障害者の視線入力等を活用した eSpots 参加(2) -視線+ワンボタンによるコンシューマ・ゲーム操作の検討- 大杉成喜(皇學館大学)、岡元雅(みやび Project)、 川村弘之(大阪府立中津支援学校)、大井雅博(三重県立杉の子特別支援学校)
主体的・対話的で深い学びの視点を考慮した授業実践 -特別支援学校(聴覚障害)専攻科における ICT 活用- 新谷洋介(北海道高等聾学校)
特別支援教育でのICT 機器の利用を促進させるためのオンライン動画に関する研究 金森克浩(日本福祉大学)、伊藤史人(島根大学)、 福島勇(福岡市立今津特別支援学校)
意思を表出するための授業実践 -視線入力装置の活用と二者択一を促す教師の働き掛けを通して- 待木浩一(福岡県立築城特別支援学校)、金森克浩(日本福祉大学)
特別支援教員養成における情報教育の課題 -アクセスビリティ演習の効果について- 中島康明(大阪人間科学大学)
その他、特別支援教育にかかわらず、様々な研究発表がありました。
五山の送り火
みなさん
おはようございます。
京都ではお盆の行事として、ご先祖様を送るための送り火があります。
みんなの願い事を書いた護摩木を焚いて、ご先祖様をあの世に送るそうです。
で、その翌日は、護摩木のから消しをいただいて、玄関に置いて厄除けにするそうです(^_^)
ここ数年、時間があれば、登っています。とても気持ちいいです(^_^)
ボッチャ普及キャラバン
みなさんこんにちは
暑い毎日が続いていますが、熱中症など大丈夫でしょうか?
さて、あと一年で2020東京オリンピック・パラリンピックが開催されますね。
今年度4月の新入生歓迎と上級生や教員との交流のためのフレッシュマンセミナーで、ボッチャ大会をしました。実は、NECさんのボッチャ普及キャラバンに応募して、採択されたので実現できたのです。
おかげでボッチャ大会ができたわけですが、この度、NECさんのWebにそのレポートが掲載されました。
フレッシュマンセミナーでの写真と3年生の模擬授業での一コマが掲載されています。
ボッチャ、楽しいですよね。誰でもできるし、楽しい。もっとやりたい。そんな誰でもそんな気持ちになれる魅力的なスポーツだと思います。
本当に、パラスポーツの日常化につながればいいなあと思います。
ぜひ、どんなところが応募され、活動されているか、見てみてください。いろんなところにボッチャ仲間がいます。
全国ボッチャ普及キャラバン
presented by NEC & NECグループ連合
紹介されているWebページ
おもろいツールふたつ
先日、おもろいツールをふたつみつけた。
支援技術などを使った授業づくりのカテゴリーにふたつ紹介した。
一つ目は、しゅくだいやる気ぺん
鉛筆を使って学習すると、スマホやタブレットにその情報が転送され、やる気が促すというものだ。
実際に使ってみると、嬉しくなる。楽しくなる。もっとやりたくなる。
【コクヨ公式】かきたくなる。ほめたくなる。しゅくだいやる気ペン
いつもの鉛筆に付けるだけ。勉強への取り組みを分析して見える化します!子どもはかきたくなる。親はもっとほめたくなる。家庭学習の習慣化をサポートするまったく新しいタイプのIoTペンです。
もう一つは、買い物に行ったついでに見つけた
手洗い練習スタンプ おててポン|シヤチハタ
“スタンプ”でお子さまの手洗いを楽しくサポート! 「手洗い練習スタンプ おててポン」好評発売中!
これは手洗いをすることが苦手な子に、手洗いをする必然性をつけるもの。手を濡らすだけだったり、手を洗わなかったりするこどもに良さそうだ。
いずれも、いろんなこどもに役立ちそう。そんな予感がする。こんな商品が多くあると、学びづらい、生活しづらいと感じているこどもが一緒に楽しく学べるのになあと思う。
教職員研修に参加しました!
暑い毎日が続きますね。学生の皆さんは試験期間ですが、特別支援学校の多くは夏季休業に入りました。
でも、学校の先生方は夏休みではありません。その間、研究と修養に努められます。略して、研修と言われています。
昨日、文部科学省の委託により愛媛大学が実施されている、特別支援教育に関する教職員等の資質向上事業の研修のお手伝いに出張してきました。
その様子が、開催校のWebにアップされました。そこで、相互にリンクしましょう!ということで、こちらからもリンクを張らせていただきます。前期の知的障害者教育論Ⅱでも、コミュニケーション支援ツールの活用を演習しましたね。昨日は、コミュニケーション支援ツールの活用について、特別支援学校や小・中学校の先生方が約70名ほど参加され、子供に学びに合わせた指導・支援の一環として、キャリア発達支援の視点から活用することなどを話してきました。
作業学習の作品をお土産にいただきました。ありがとうございました。
もうすぐ夏休み
京都ノートルダム女子大学では、前期授業の最終週で、最終のレポートやテストの真っ最中です(^_^)今日も今学期最後のゼミです(^_^)
今日の午前は、いつも関わらせてもらっている小学校の校内研究会に参加させていただきました。ありがとうございました。
今日はインシデントプロセス法を参考に、担任の先生が三名のこどもを報告し、10人位のグループでケース検討していくというものでした。
三名とも通常の学級在籍のこどもで、対応が難しいケースのようでした。みんなで質問して、みんなで支援方針を考えて、みんなで協議する。なかなか充実した時間を先生方と共有できました。
中でも特に感じたのは、こうしてみんなで考えた事を形にして、保護者も含め共有して、ライフステージを越えて引き継ぐ為の個別の教育支援計画や個別の指導計画の大切さです。小学校で作った計画を、どう使うのか、どのようにその人を支えてくれるツールとしていくのか?そして、それを作れるだけの専門性を持たないといけないなぁというところを感じました。
なんといってもこどものことを一生懸命に考えている先生方と、こどものことを一緒に考えられた時間がありがたかった。特別支援教育を学んでいる学生の皆さんが難しいと言ってた事が、まさに話題になってましたよ!
学生の皆さん、あと一息がんばれ!
大学近所の地図をバージョンアップしました。
今朝、少し時間を取れたので、大学近所の地図をバージョンアップしました。
と書いているところのリンクです。
Googleマップの機能って、本当にすごいです。
簡単に情報が公開できて、共有できるんだから・・・
近々新しい情報も公開される予定です。
またアナウンスします。
以前の勤務校の特別参観日で卒業生と再会
昨日、以前勤務していた勤務先の特別参観日に、ゼミの学生たちと参観させていただきました。
その学校は、同窓会組織がしっかりと活動されていて、ほぼ月に一回週末に、同校の卒業生の同窓会員が参加できる機会を作っておられます。地域で家庭で1人になりがちな人も、遠慮なく参加できる余暇の場として、楽しみにしている卒業生会員が多いです(^_^)
その中の一つとして、永年勤続表彰があります。以前、勤務していた時、進路指導担当として、卒業生の近況と勤務先の情報収集、さらにはお世話になっているお礼とご挨拶に伺っていました。
今年は、担任して送り出した人たちが卒業して20年経ったとの事で、お祝いの言葉を述べました。
8名のクラスで、同窓会に参加している3名が表彰されました。
どの方も20年経ち、大人になって、しかも自分の気持ちが自分の言葉で表現されていた様にみえました。
人はずっと成長するんやなぁと感動したひとときでした。
視覚障害の人や聴覚過敏な人に向けた便利商品
京都ノートルダム女子大学のこども教育学科では、1年生前期に、全員が特別支援教育論を学びます。
そこで、合理的な配慮について、学んだところです。そんな週明けの朝の今日、ネットニュースで、便利そうなものを発見しました!
色の変わっているテキストが記事のリンクです。クリックするとそのページが開きます。
料理するのが怖い。目が不自由な人が安全に料理できるキッチンツール「Folks」
このサイトの記事を見て、目の不自由な人だけでなく、このような見やすいものは、きっと自閉スペクトラム症の人にもわかりやすいだろうと思います。
実際に手にとって使ってみたいものです。
目が不自由でも使える包丁や鍋の蓋、五徳など、これはとてもとても優れもの。
感動したのは、コップに液体を入れる時のティースプーン補助具、まな板のサイドトレーだ!!
これは実際に使っている場面を見てみたい。
ぜひゲットしたいと思います。
また、研究室にあるデジタル耳栓を調べる機会がありました。
https://www.kingjim.co.jp/sp/mm1000/
現在の品揃えを見てみると、新製品が出ていました。それがこちらです。
なんと、スタイリッシュに機能も含めバージョンアップしているのです。
https://www.kingjim.co.jp/sp/mm2000/
値段も若干上がっているので、使い方に応じて購入できるといいなあと思います。
これなら本当に自然に使えると思います。授業中に音楽をきいているの???といった誤解なく、正しい理解を得るための手続きは必要ですが、こうした市販品はいいですね。
是非是非試してみたい!!