対面型の授業
京都ノートルダム女子大学では、国や京都府の方針を受けて、大学でガイドラインを定め、それに沿った対面型授業を必要なものを始めています。
大学のWebにも、今後の対面授業の方針や対応マニュアルも紹介されています。
https://www.notredame.ac.jp/news/news/2358/
https://www.notredame.ac.jp/pdf/cms/0622_taisaku.pdf
「京都ノートルダム女子大学コロナウィルス感染拡大予防マニュアル」
https://www.notredame.ac.jp/news/news/2433/
これらの方針、マニュアルに沿った形で授業を行っています。
そこで、一つの授業を紹介します。肢体不自由者教育論2という特別支援学校教諭免許状を取得希望する学生が履修する科目があります。その中の1コマで医療的ケアが必要なこどもの指導・支援について学びます。具体的には、医療的ケアが必要な肢体不自由のあるこどもの教育を行う際の保護者との連携をもとにした、学校や教員、医療や保健、福祉などとの連携やその際に必要な個別の教育支援計画等の活用について具体的に学びます。
昨日の対面授業では、ゲストに特別支援学校の保護者をお迎えし、講義をしていただきました。
実際に聴く保護者の講義は、単なる大学での座学の学びを超えている感想コメントが見られました。
特に今回特筆したいのは、お母さんと打ち合わせをメールでしている際に、本人が来られたらなあという話になり、お母さんによる本人への意思確認の結果、京都ノートルダム女子大学での授業に「参加したい」と言う意思表示が見られ、一緒に学ぶことができました。
お母さんにとっても、本人にとっても、そして何より学生にとっても貴重な学びの時間になっていればいいなあと思います。
これからも、特別支援教育の現場を知る学びを考えていきたいと思います。