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カテゴリ:コミュニケーション

視覚障害の人や聴覚過敏な人に向けた便利商品

京都ノートルダム女子大学のこども教育学科では、1年生前期に、全員が特別支援教育論を学びます。

そこで、合理的な配慮について、学んだところです。そんな週明けの朝の今日、ネットニュースで、便利そうなものを発見しました!

 

色の変わっているテキストが記事のリンクです。クリックするとそのページが開きます。

料理するのが怖い。目が不自由な人が安全に料理できるキッチンツール「Folks」

このサイトの記事を見て、目の不自由な人だけでなく、このような見やすいものは、きっと自閉スペクトラム症の人にもわかりやすいだろうと思います。

実際に手にとって使ってみたいものです。

目が不自由でも使える包丁や鍋の蓋、五徳など、これはとてもとても優れもの。

感動したのは、コップに液体を入れる時のティースプーン補助具、まな板のサイドトレーだ!!

これは実際に使っている場面を見てみたい。

ぜひゲットしたいと思います。

 

また、研究室にあるデジタル耳栓を調べる機会がありました。

https://www.kingjim.co.jp/sp/mm1000/

現在の品揃えを見てみると、新製品が出ていました。それがこちらです。

なんと、スタイリッシュに機能も含めバージョンアップしているのです。

https://www.kingjim.co.jp/sp/mm2000/

値段も若干上がっているので、使い方に応じて購入できるといいなあと思います。

これなら本当に自然に使えると思います。授業中に音楽をきいているの???といった誤解なく、正しい理解を得るための手続きは必要ですが、こうした市販品はいいですね。

是非是非試してみたい!!

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ボヘミアンラプソディー

今日、話題のボヘミアンラプソディーを見ました。

今月は、竹内まりやの40周年記念のMovie Concertのsouvenir the movieを見て、2本目で、こんなことは滅多にないことです。

 

 さて、Queenというと、70〜80年代に全世界で流行ったグループで、私でも知っている。

何曲も懐かしいと思える曲が流れた。

 

 でも、映画の中で、仕事柄、色々と考えることが多かった作品だった。

 まず、主人公は移民の子で、差別されて育っていたこと。空港で仕事するが、周囲から差別される、自分の仕事とは言えない感じ・・・。

 父からは、夜遊びばっかりして・・・といわれて、自己肯定感は低く、何かを求めて夜にクラブ通いをしていた。そんな中で、仲間と出会い・・・バンドでデビューする。

 そうな彼なんだけど、対人関係を結び、コミュニケーションを取るのが、超苦手で、相手の気持ちが読めない。なかなか生きづらい。支えてくれたパートナーとも、LGBTいわゆるゲイと言われる自分とのギャップに苦しむ中、うまくいかなくなってしまう。もちろんスポンサーやバンドメンバーともうまく人間関係が維持できない。彼は他人の意図が理解できにくいことや、寂しさを埋めるための行動、過剰に仕事に集中する毎日の中で体調不良に・・・。最終的に、HIVで亡くなることになる。

 

 先日の知的障害者教育論1のキャリア教育でキャリア発達の話をしたけれど、主人公の生き様は、その中で説明したキャリアの概念、キャリア発達の通りだと思う。最後のシーンのコンサートの場面は、実にいい顔いい表情で、感動した。主人公のキャリアをどう考えて、自らの行き方をあり方を決めていくのか、それを描いているいい作品だと思う。(本当に、演じている俳優陣がほんまもん?と感じるほどいい演技をされていました。)

 

 月末までの上映館が多いらしいので、映画館の大画面、大音響で体験することをお勧めしたい。

ぜひ、特別支援教育を学んでいる目で見て欲しいと思います。授業で感想などを意見交換しましょう。

 

映画館から見た浜大津港

 

 

 

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