2018年11月の記事一覧
2E教育の理解と実践
特別支援学校で進路指導をしている元同僚が執筆した本が出版された。
2E教育の理解と実践という本だ。
2E?
と思ったが、一般的には、Gifted(才能児)と言われている子供のことで、
並外れた才能を持つ発達障害のことをtwice-exceptional = 2Eというそうだ。
この本では、アメリカの取り組みや、小学校、高等学校の教育実践が紹介されている。その中で、高等特別支援学校という、知的障害単一障害の高等部単独設置の特別支援学校での進路指導の取り組みが紹介されている。
ヤンチャな生徒が、自分の生き方を考えて、自らの得意を生かして、林業という職業についていく事例だ。
言葉でいうと、自己選択自己決定と簡単に言われるが、そんな簡単じゃない。
生徒の得意を生かすためには、教員も、保護者も、関連機関も、もちろん受け入れ先も、様々な情報共有が重要になる。そのための個別の教育支援計画などのツールも必要だろうが、本当に、本当に生徒の気持ちに寄り添って、支援する教員のチームワークが大切だろう。相当色々な苦労をされたのだろうと推察する。
いずれ、ゲストスピーカーで、実践を語ってもらいたいと思う。そんなことをざっと読んで感じた。
関西空港の風景です
今日から3日間、日本LD学会の新潟大会(大会のホームページに飛びます)
また掲示板に参加レポートします。
インクルーシブ教育システムに向けた取り組みや発達障害のある幼児児童生徒や大学生への取り組みなど、多くの発表が予定されています。
ちなみに、関空の連絡橋はまだ工事中です。
本当は、ここに橋があったんだろうと思われる箇所。
その続きで、突然道路が・・・元々続いていたんだよね。きっと・・・早く復旧してほしいものです。
知り合いの出版
知り合いが、正確には、知り合いの連れ合いが出版されました。というか、出版されます。
今なら、特典付きのようです。
という本です。(青字のところをクリックしてください)
著者: 井上智
編: 執筆協力 井上 賞子
監修: 佐藤里美
ISBNコード : 978-4-907576-50-9 C
価格: 1,944円
発売日: 2018年12月01日
特別支援学校の授業
今週と来週の授業で、特別支援学校の学習活動案の講義と作成演習する。
特別支援学校の教育があまりわからない、そして附属特別支援学校がない本学の学生さんには、授業づくりのイメージがわかないだろう(^_^)
自分の体験から考えるに、それはある意味仕方ない。普通だろうと思う。
できるだけの学修と現場の体験を合わせていくのが大事なのだろう!と思っている。
授業は奥が深くて、難しい。でもとてもやりがいのある楽しい仕事だ!時間をかけて作った教材などが上手く授業の目的にはまった時のこどもの顔は何ものにも代え難い。
そんな入り口に立ってほしい!
最近、特別支援学校の作業学習では、食品加工に取り組まれている学校がある。調理実習の様に作って自分達で食べるのではない。営業許可をとり、商品を地域の皆さんに販売して、働く事を総合的に学べるように工夫されている。
写真は、特別支援学校の卒業生が働く近くの事業所が月に2回本学でパンの出張販売をされている。可能な限り買う様にしている。安くて美味しい!嬉しい時間だ!
教材を購入
昨日百円ショップに行くと、以前見たことのないものを発見
思わず購入!
一番は、おまめさんつかみゲーム!
これは、以前から不器用さを体験する教材として、軍手とお箸、ビーズで用意していたもの。
市販ゲームで、大きなものはあったが、100円はうれしい。
それと、えんぴつの持ち方を学ぶための三角の鉛筆
持ちやすい!
それと以前からある型はめパズル。数種!
こんなものがあるんやから、たまに通らないといけない!
今日の肢体不自由者教育論1
今日1限の肢体不自由者教育論1の6回目は、自立活動のうち、身体の動きと健康の保持を扱いました。
今日話した内容は、肢体不自由教育の根幹であり、本当に大事な領域になりますので、やむなく休んだ人は、下記のビデオを見てください。
独立行政法人教職員支援機構の教職員向けの講義配信で、文部科学省分藤賢之特別支援教育調査官による講義です。
また、感想を聞かせてください。
会議室充実!
明日の授業で紹介するために、準備を進めてきました。
特別支援学校で使われている教材や環境の工夫などの写真が充実してきました。
明日の学生の皆さんの反応が楽しみです。
明日は、肢体不自由教育論1です。
11月の北大路橋
11月1日の北大路橋からの風景
いい天気で、木々が色づきはじめ、気持ちいい朝(^_^)
また今月もがんばろ!